どうも!えふをです!
最近資産運用についてよく聞くけど僕も投資を始めてみようかな?
それなら投資を始める前にしっかり準備してから始めるといいよ!
本記事では、投資を始める前に準備しておくチェックリストについて解説していきます。
最近では、証券会社のSBI証券や楽天証券などの「600万口座突破!」という広告を見る機会も多くなり、投資を始めたという方やこれから始めようという方も多いのではないでしょうか?
投資を始めるには上記の証券口座などで口座を開設しなければいけないのですが、これから投資を始める方は他に何を準備すればいいかわからないですよね?
何から準備したらいいの?
投資を始める前に準備しておくこととして以下の3つのチェックリストについて解説していきます。
投資を始めてから株価の暴落は必ず起こります。そんな時に焦ることなく冷静な対応が取れるようしっかりと準備が必要です。
それではチェックリストを見ていきましょう!
投資の目的
一番最初に「投資の目的はなにか?」を明確にしておきましょう。
人生において結婚、子供の教育、住宅の取得など人によって様々ですが、これら人の一生における出来事をライフイベントといいます。
各ライフイベント毎に資金を準備しておく必要がありますが、その中でも大きな資金を必要とするイベントとされているのが
このように将来必要になるであろう資金を準備するために投資を始める方が多いと思います。
その場合に上記項目の資金があと何年後にいくら必要か?ということを明確にしておくのをおすすめします。
私は「約30年後に訪れる老後生活を豊かに暮らすための資金を準備する」という目的でまずはつみたてNISAで投資を始めました。
YouTubeチェンネル登録者数127万人のリベラルアーツ大学両学長の書籍「お金の大学」では、長期投資をおすすめしています。
長期投資のおすすめポイントとして
- 収益が安定する
- 複利の力が活きる
上記2点を挙げています。
収益が安定する
本書では投資期間が1年の場合では、リターンが-39%~+47%まで大きな幅があり、大きな利益を得ることができる反面、大きく利益を損ねる可能性もあると説明しています。
一方で投資期間が20年と長くなる場合では、リターンが+6%~+17%と投資期間が長くなることで、リターンは平均的になり、損しにくいとういう研究結果にて明らかになっているそうです。
長期投資の場合は投資期間1年目や5年目などで暴落が起きても、焦る必要はなく冷静に判断をすることができます。
つみたてNISAに関しては長期投資として想定してるので冷静に判断ができそうです!
複利の力が活きる
複利とは一定期間ごとに支払われる利息も元本も含め、新しい元本とみなして次の利息を計算する方法です。
利息の計算方法には複利のほかに単利があります。
単利は預けた当初の元本のみに利息がつく計算方法です。
例えば100万円を4%で30年間運用した場合の単利と複利で運用した場合を比較してみます。
下の線が単利での計算方法ですが、上の線の複利と比較して124万円も差が出ます。
元本は一緒になのにこんなに違うんだね。
複利の力ってすごいですよね!
投資の目的としてどの時期にいくら資金を準備しとくかを明確にしておくと、冷静に投資を続けることができます。そのためにも投資の目的は明確にしておきましょう。
家計を見直す
投資に関わらず生活費を見直すことは、資産を形成していく上で最も重要です。
30歳でセミリタイヤをした穂高唯希氏の著書「本気でFIREをめざす人のための資産形成入門」の中で
と書かれています。
先ほど紹介したリベラルアーツ大学の両学長も「お金の大学」の中でも生活費を見直す必要性について書かれています。
生活費を見直すことで、無駄な支出を削減し投資や貯蓄に回すことができます。
節約って具体的にはどんなことをすればいいの?
まず誰でもすぐに取り組め節約として固定費の見直しがあります。
固定費を見直すメリットとしては
- 1度の見直しでその後も継続して削減できる
- 1つ見直すだけで大きな支出削減につながる
日々の買い物など1回の支出を削減するより固定費を見直した方が楽に節約できます。
主な見直しの対象となる固定費は
- 通信費:格安SIMへの乗り換え
- 光熱費:電力会社の乗り換え
- 保険 :最低限の保険のみ
- 家 :住宅ローン
- 車 :自動車保険
- 税金 :控除の活用
上記6つとなります。
生活防衛資金の確保
生活防衛資金とは「急な病気で働けなくなった」「会社をクビになった」など収入がなくなった時に生活を守るための必要な資金の事をいいます。
投資を始めるときには以下の2点を分けて準備しましょう。
生活防衛資金が必要な理由は以下の3点です。
- 急なトラブルに対応できる
- お金が貯まりやすい体質になる
- 投資で成功しやすくなる
①急なトラブルに対応できる
人生において計画通りに進んでいけばいいのですが、なかなかそうはいきません。急に現金を必要とする場面がくることも想定されます。
そんな時に、株などの資産はすぐ現金化するのは難しいです。
そこで、ある程度まとまったお金を手元に残しておくことで急なトラブルにも安心して対応できます。
②お金が貯まりやすい体質になる
生活防衛資金を準備していないと何かあった時に資金がないと不安になり民間の保険に入ることで備えることはできますが、毎月の保険料を支払い続けることでお金が貯まりにくくなります。
生活防衛資金を準備しておくことで不安も軽減し、無駄な支出が減り、今まで支払っていた保険料なども投資に回すことができます。
実際に「毎月の保険料×支払った年月」を計算したら結構大きな金額になったよ
保険に入る場合には生活防衛資金では対応できない大きな損失に備えましょう。
③投資で成功しやすくなる
投資をしていると株価の暴落はかならず経験します。こんな時に生活防衛資金が準備できていると暴落によって資産が減少しても生活は破綻することはないので焦らずに対応することができます。
生活防衛資金の目安は?
生活防衛資金はその人の生活状況によってことなります。
会社員:生活費の6カ月分
自営業:生活費の1年分
例えば、
会社員の4人家族で毎月の生活費が30万円であれば30万円×6カ月=180万円くらいは生活防衛資金として準備できていると大丈夫です。
家族構成や日々の生活費によってここの金額は大きく変わるので、計算してみましょう。
固定費を見直すだけでも支出を減らせるので、焦らずに準備していきましょう。
まとめ:しっかり理解して準備しておこう!
投資をはじめる前に準備しておくポイントは以下の3点です。
- 投資の目的を明確にする
- 固定費を見直す
- 生活防衛資金を確保する
この3点を準備しておくと焦ることなく投資を続けていくことができます。
特に目的を明確にすることでお金が必要な時期までに現金をどのくらい準備して、投資でどのくらい資産を築いていけばいいのかイメージできます。
投資をはじめる時は不安ですが、正しく理解して無理のない範囲から投資を始めていきましょう。
きっとあなたにあった投資法が見つかるはずです。